2021年1月20日、『日本人の「南方」経験の再検討―グローバル化時代の新しい歴史像の構築にむけて― 報告・論文集』を発行しました。
報告・論文集の掲載テキストは、当サイトにて順次公開予定です。
なお、当サイトで提示する史料や論稿の中には、現代では差別的表現として避けるべき用語を含んでいる場合があります。
本研究では史料実証主義のもと、当時の社会状況を紹介する目的で、これらの表現を扱ったものもそのまま提示します。予めご了承ください。
目次
はじめに ソコロワ山下聖美
研究の概要: 日本人の「南方」経験の再検討 ―グローバル化時代の新しい歴史像の構築にむけて― 石川徳幸
論文: 1950 年代のスマトラ島における日系インドネシア人一世の諸相 ―居住地と職種を中心に― 伊藤雅俊 昭和戦中期における日本の南方教育 金山泰志 インドネシアにおける日本「神話」の誕生と展開 1930 年代と 1960 年代 スーシー・オング 『アサヒグラフ』を中心としたインドネシアにおける日本写真に対する一考察 鳥海早喜 1940 年代初頭における日本人の「南方熱」の諸相 町田祐一
史料紹介: 『日蘭協会会報』(日蘭協会、1939〜1941 年) 石川徳幸 日本・インドネシア友好親善永遠の金橋 伊藤雅俊[序文および新聞記事の日本語訳 Suyanto] (日本語)林芙美子の南方視察と「南の田園」 ソコロワ山下聖美 (インドネシア語)Pengamatan ke Selatan Hayashi Fumiko dan“ Alam Pedesaan Negeri Selatan” Sokolova-Yamashita Kiyomi [インドネシア語訳 Panudju Senoaji] (日本語)「南の田園」 林芙美子 (インドネシア語)“Alam Pedesaan Negeri Selatan” Hayashi Fumiko [インドネシア語訳 Panudju Senoaji]
発行日:2021年1月20日 発 行:日本大学芸術学部 *報告・論文集発行にあたり、令和2年度 日本大学学術研究助成金(総合研究)の助成を受けました。